はじめに
20代前半から後半の頃、僕は自分の体力を過信していました。
夜勤が続いていても、
「若いから大丈夫。」
「少しくらい寝なくても何とかなる。」
そう本気で思っていました。
遊びたい盛りだった僕は、仕事以外の時間を確保するために選んだ方法が、
睡眠時間を削ること
でした。
今振り返ると、本当に恐ろしい考え方だったと思います。
その結果どうなったか。
仕事の生産性が落ちただけではありません。
正常な判断力を失い、ホテルマンとして大きなミスを何度も起こしてしまいました。
今回は、僕が実際に経験した睡眠不足による失敗談をお話しします。
夜勤ホテルマンの僕が睡眠不足で判断ミスをした話
① 残室コントロールを忘れ、オーバーブッキング寸前になった
ホテルでいう「オーバーブッキング」とは、
客室数以上の予約を受けてしまい、お客様に提供する部屋が足りなくなってしまうことです。
ホテルマンとしては、絶対に避けなければならないミスの一つです。
この事件が起きた前日、僕は夜勤明けにもかかわらず友人との予定を入れ、ほとんど寝ずに外出しました。
そのまま帰宅し、その日の夜は再び夜勤へ。
今思えば、無茶そのものでした。
当然、仕事が始まる頃にはすでに強烈な眠気に襲われていました。
その日は週末で非常に忙しく、ホテルは満室を目指して販売を行っていました。
当日の空室数ぴったりの部屋数をネット上でも販売していましたが、その後、予約なしで来館されたお客様に客室を販売しました。
この場合、本来であればネット販売数を減らさなければいけません。
そうしないと、
実際には空室がないのに、ネット上ではまだ販売中という状態になってしまいます。
しかし僕は、その作業を完全に忘れてしまいました。
睡眠不足で判断力が落ちていたことが大きな原因だったと思います。
その後、ネットから一気に予約が入り、
オーバーブッキングが発生。
頭が真っ白になりました。
身体は一気に熱くなり、
大量の冷や汗が止まりませんでした。
幸いにも、その後チェックイン前の予約に重複が見つかり、大きなトラブルには発展しませんでした。
しかし、
「あの時もし重複予約がなかったら…」
と思うと、今でもゾッとします。
この出来事をきっかけに、
僕は睡眠を削ってまで予定を入れる生活を完全にやめました。
結果として、
仕事のミスは減り、
体調も改善し、
仕事への集中力も大きく変わりました。
今振り返ると、人生の転機になった出来事だったと思っています。
② 宿泊料金の精算漏れを2日連続で起こしてしまった
これは、オーバーブッキング事件より少し前の話です。
当時の僕は、夜勤連勤中にもかかわらず、睡眠よりゲームを優先していました。
その頃ハマっていたのが、
ニンテンドーDSの『ポケットモンスター アルファサファイア』です。
「あと少しだけ。」
そう思って始めたゲームが止まらず、
気付けば睡眠時間は約2時間。
そのまま2連勤目の夜勤へ向かいました。
その夜、僕は現地決済のお客様をオンライン決済済みと勘違いし、宿泊料金をいただかないままチェックインをしてしまいました。
忙しい週末、睡眠不足ということもあり、頭はどこか「オート操縦」のような状態。
確認がおろそかになっていました。
そして事件は終わりません。
その日の夜勤明けもまたゲームを優先。
「もう少しで四天王だから。」
そんな気持ちで再び睡眠時間は約2時間。
そのまま3連勤目へ。
結果、
まったく同じ精算漏れを、2日連続で起こしてしまいました。
さらに、本来夜勤が行う最終確認でもそのミスに気付くことができませんでした。
ミスが発覚したのは月末の経理チェック。
経理担当の方が精算漏れを見つけてくださり、1件は回収できましたが、もう1件は回収できずホテルの損失となってしまいました。
多くの方に迷惑をかけてしまったことを、今でも深く反省しています。
そして、その後のオーバーブッキング事件も経験したことで、
「睡眠だけは絶対に削ってはいけない。」
そう心に決めました。
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睡眠不足は「眠い」だけでは済まない
昔の僕は、
「少し眠いだけだから大丈夫。」
そう思っていました。
しかし実際には、
睡眠不足は
- 判断力
- 集中力
- 注意力
すべてを奪います。
ホテルの仕事は、一つの判断ミスがお客様や同僚、ホテル全体に大きな影響を与える仕事です。
だからこそ、
睡眠は仕事の一部だと今では考えています。
■関連記事
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今の僕が絶対にやらないこと
これらの経験をしてから、
僕は睡眠を最優先にするようになりました。
夜勤期間中は、
睡眠時間を削る予定は基本的に入れません。
ゲームもほどほど。
夜勤明けも無理な予定は組みません。
若い頃の僕に一言だけ伝えられるなら、
「遊ぶなとは言わない。でも、睡眠だけは削るな。」
そう伝えたいです。
睡眠は、未来の自分への投資だと今では本気で思っています。
現在では、僕は人生のすべてを睡眠に捧げているといっても過言ではありません。
まとめ
若い頃の僕は、
体力を過信し、
睡眠を削って遊ぶ生活を続けていました。
しかし、その代償は想像以上に大きく、
ホテルマンとして重大な判断ミスを何度も経験しました。
だから今は、
仕事のパフォーマンスを維持するためにも、
睡眠を何より優先しています。
もし今、昔の僕と同じように睡眠を削って頑張っている方がいるなら、
どうか無理をしすぎないでください。
睡眠は、健康だけでなく、仕事や人生を支える大切な土台だと僕は実感しています。
ゆーき
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
夜勤ホテルマンとして働く中で感じたことや、健康・AGA・仕事術について、実体験をもとに発信しています。
同じような働き方をしている方の参考になれば嬉しいです。
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